 |  | 2007/02/01 前回までは“意外に知らない医療の話し”として「お薬」に関してのレポートをお届けしましたが、ご好評でしたので、引き続き今回からは“意外に知らない医療の話「正しい測定編」”としてお送りします。
第1回目として「体温」についてのレポートです。
よく病院で診察前に看護師さんから「検温しますら体温を測ってください」と言われ、患者さんが「どこで計ったら良いですか?」と聞いている光景を目にしますが、いったい「どこで計るのが正解」なのでしょうか?
■体温を計る
体温は「腋(わき)の下」「舌の下」「肛門」で測るが、一般的には「脇の下」で計ります。
●腋(わき)の下・・・腋の下で測る体温は体全体の体温の平均値なので、わきの下が一般的 ●舌の下・・・舌下で計った体温は腋下で測った体温より1℃ほど高い ●肛門・・・肛門で測った体温(直腸温)は腋下で測った体温より2℃ほど高い (動きの不安定な乳幼児の体温測定の場合が多い)
■体温計の使い方
まず、体温計の温度を必ず35度以下に下げる。 ●腋の下・・・腋の汗をよく拭き、45度程度の角度で腋下に差込み腕を密着させる ●舌の下・・・舌の下にはさみ、軽く口を閉じる ●肛門・・・肛門に2〜3センチ差し込む
ところで、体温測定とは直接関係はありませんが、最近の日本人の体温平均値が下がっているといわれています。 これは現代社会では、生活環境や職場環境の変化により、昔の様に体を動かす機会が少なくなり、本来必要な消費すべくエネルギーが低下し、結果「基礎代謝(動かないでも消費されるエネルギー)」も低下しているからだといわれています。 「メダポリック症候群」に代表される日本人の肥満増加は、体温低下に代表される「昔の日本人より太りやすい体質になっている」事も一因と言えるのではないでしょうか?
いつもの事ですが、健康に関して、少しでも不安を感じたりしたら、気軽に薬剤師さんや医師に聞いてみる事が大切な事です。
自分や大切な家族の健康の為に、先ず“信頼できる健康医療情報”に触れ、理解・納得の上、お薬や医療と付き合って行きましょう。
株式会社クオリティー・オブ・ライフ 医療情報室 藤田 正三
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