 |  | 最近医療費の自己負担割合がどんどん増えてきましたし、医薬分業が普及して病院で処方してもらった薬を薬局で貰うことが多くなりました。薬局で薬を貰うとき薬代って結構高いと思ったことはありませんか? 特に最近開発された新薬は効き目もはっきりしていますが値段も高いものが多いです。頭痛薬でも昔からよく使うアスピリン系の薬は一錠6円程度ですが、片頭痛専門に開発されたスマトリプタンという薬は一錠1050円位します。新しい薬を開発するのは大変です。開発までに10年15年とかかりますし、売り出す前に動物試験や臨床試験をしますがそれに100億円以上のお金がかかります。それだけの時間とお金をかけても全ての薬が売り出せるわけではなく、そのままお蔵入りになることもしょっちゅうです。ですから新しい薬が高いのはある意味仕方ありません。それだけの苦労をして開発した新薬は他の製薬会社がまねをして同じ薬を出さないように特許で守られています。 でも油断は禁物です。特許で守られている20−25年の期間がすぎるとその成分を使った薬を他の会社が売り出せることになっています。ジェネリック医薬品といい、名前も値段も違いますが同じ成分の薬です。値段は最初の薬の半分位になっています。今まで大きな病院ではあまりジェネリック医薬品を使っていませんでした。でもこれからは変わってきそうです。医療費の抑制や病院の経営上の理由です。 では降圧剤を例にとって考えて見ましょう。自己負担3割の人がACE阻害薬(降圧剤の一つ)を1日2回30日分新薬(もともとの薬)で処方してもらうと892円薬代として払います。ジェネリック医薬品ですと194円になります。一年間で10704円と2328円となって随分違いますね。 患者さんとしては同じものなら安いほうが良いと思いますが、もしジェネリック医薬品ばかり扱うようになると新しくて効果のある薬を開発する意欲が製薬会社に無くなってしまって医療の進歩が止まってしまう可能性があります。中々難しい問題ですね。現在はジェネリック医薬品は市場の10%程度しか出回っていません。大きな病院より小さな病院や医院で扱っていることが多いです。かかりつけの医師に聞いてみるといいですね。 知って得したと思いませんか? |  |  |  |  |  | |  |
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