 |  | 皆さんインフォームドコンセントという言葉を聞いたことがあると思います。日本語では「説明と同意」と訳しています。これには医者が患者さんや家族に対して病気や治療のことを十分に説明することと、検査や治療法の選択を患者さんの自己責任で決定してもらうことが含まれています。 しかしこの通りのことを実際に行うのはとても難しいことです。 身体の場所や役目、病名、手術のやり方、危険度などを分かり易く説明しなくてはなりませんが、医者が何年もかかって勉強したことを短い間に分かるように説明するのは至難の業です。 ですから模型や絵を前にして説明します。それで一応話が終わると、患者さんから「分かりました」というお返事を頂くことが多いです。 さてその後、「どうしましょう」と聞くと「よく分からないから先生にお任せします。」という返事が返ってくることが殆どです。ちょっとがっかりします。 ある患者さんに「3つの治療法のうちどれを選びますか?」と聞くとあきれたように「先生はいつも本当に意地悪なんだから。そんな無責任なこといわないで、先生決めてください」と言われました。 皆さんが患者さんになったときは是非しっかり勉強して自分で納得して決定してください。賢い患者になることが必要です。 |  |  |  |  |  | |  |
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